ヒューマンデザインにおいて、人間のタイプは大まかに4つにわけることができますが、これは決断の仕方の違いによるタイプです。
マニフェスター、ジェネレーター(マニフェスターの気質を持つマニフェスティング・ジェネレーターを含む)、プロジェクター、そしてリフレクターというタイプに分かれます。
リフレクター以外の3つのタイプには、感情の波をクリアにしてから決断する、という感情的タイプがあります。感情的タイプは、人口の約半分だと言われています。
そのひとつひとつのタイプには人それぞれ、何百万というバリエーショ ンがあります。とはいえ、基本の4つの対応にはとても分かりやすいシンプルな行動パターンと、簡単に実行に移せる適応方法があります。
このシステムには、一般から3万以上のチャートと、数百のスタディグループのデータを基に詳細にわたる科学的リサーチと統計的な分析に導かれていますが、
その結果はとても驚くべきものであると同時に信憑性の高いものになっています。しかしながら、ヒューマンデザインは信じるようなものでなく、試してみるも のなのです。
あなたが属するタイプの適応方法を実生活で試してみるだけでも、あなた本来の姿が自然に現れてくるようになります。実際、それはとてもシンプルなことなのです。
約8% 自分で事を始められる人間。誰からもコントロールされない。
そのため、抵抗にあいやすく、他人から切り離された思いになることもある。マニフェス ターにとって人生をスムーズにするための適応方法は、何の予告もなしに自分勝手な行動を取るのではなく、周りの人に自分がすることをあらかじめ知らせること。
そうすることで他人との摩擦、抵抗を取り除き、サポートを受けながら自分のやりたいことをすることができるようになる。
有名人/ポール・マッカトニー、フロイト、ヒットラー、ジョージ・ブッシュ
約70% いつも体内に発電機が動いているようにエネルギーに満ちているが、人からの誘い、質問などに応えたり、周囲に起こる事に反応してゆくことでその能 力を発揮する。
待つことはジェネレーターにとって苦痛ではあるが、自分で事を起こして何かをやり始めてしまうと、周囲からの抵抗に会い、疲労してしまう。
ジェネレーターの適応方法は、事や人が向こうからやってくるのを待ち、それに反応すること。
そしてその反応は、はい、いいえ、というような明確な言葉でな く「ウン」「ンーン」といった内部からの声または音として表現される。仙骨の方から来る腹の感覚を信じることが大切。そこに自分の真実がある。
有名人/ジェネレーター:モーツアルト、ダライラマ、アインシュタイン、ユング、キューリー夫人、ダスティ・ホフマン、マドンナ、プレスリー、ウォルト・ディズニー
マニフェス ティング・ジェネレーターは、ジェネレーター70%のうちの約30%
基本的にジェネレーターと同じだが、一旦、自分にとっての明確な反応がでたらマニフェスターとしての行動が可能になる。
マニフェスティング・ジェネレーター:マザーテレサ、ゴッホ、ニーチェ、アルツハイマー、マリー・アントワネット、シュワルツネガー、ブルースリー、チャップリン
約21% 他人のエネルギーとともに働きまた導く能力を 持つ。
しかし人生における重要な出来事に関しては、周囲からその能力を認められ、正式な招待を待たなくてはならない。
心の深いところで自分は認められてい ないと感じてしまいがちだが、いったん真価を認められるとほとんどどんなことでも達成できる。
有名人/ピカソ、J.F.ケネディ、マルクス、カストロ、スターリン、ダイアナ妃、エリザベス女王、ミックジャガー、マリリンモンロー、ウッディアレン、スピルバーグ
約1% 一番珍しいタイプ。自分の内に頼りとなる性質を持っていないために、誰か自分を映し出してくれる人、グランディングさせてくれる人を必要とする。
そ のため決断をするのに一番長い期間を必要とする。
彼等の生活のリズムは月に直接支配されているため、何か重要なことを決めるためには月の一周期、約28日 を経なければならない。
とてもオープンで、すべてのことが深いところまで浸透していくため、我々の中でもっとも賢い人間となりえる。しかし自分のデザイン がどのように機能するかを理解しないかぎり、道に迷い、人生が重くのしかかってくることになる。
有名人/マイケル・ジャクソン